2023-07-23
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【感想】ネコの全てがここに!”特別展「ネコ」~にゃんと!クールなハンターたち〜”

【感想】ネコの全てがここに!”特別展「ネコ」~にゃんと!クールなハンターたち〜”
目次

はじめに

今回は2023年7月15日〜9月18日まで名古屋市科学館で開催中の<u-pink>『特別展「ネコ」~にゃんと!クールなハンターたち〜』<u-pink>へ行ってきました。

トラやヒョウ、ライオンなどのネコ科動物の生態や迫力のある剥製から人間と生活をともにするイエネコの何気ない仕草に隠された意外な秘密など、ネコ一色の展示で初めて知ることがたくさんありました。この記事では会場内の様子を簡単に紹介させていただきます。会場に足を運ぶきっかけになれば幸いです。

エリア紹介

場内は大きく分けて2つのエリアに分かれています。

・第1章 世界の野生ネコ科

・第2章 イエネコの科学

『第1章 世界の野生ネコ科』では、ネコ科動物の起源や体の仕組み等の紹介や大迫力の剥製の展示実際に毛皮に触れたりマーキングの匂いを嗅ぐことのできる体験エリアもあります。

『第2章 イエネコの科学』では、「ネコは名前を聞き分けることができるのか?」「マタタビの意外な効果」などの謎に迫るエリアです。また、皆さんのご自宅のネコちゃんの写真を大画面に映し出せるスペースもありました。

各章のエリア構成は以下のようになっています。

各エリア紹介
■第1章 世界の野生ネコ科
▪︎1-1 ネコ科の起源と進化
▪︎1-2 ネコ科の身体のつくりと機能
▪︎1-3 ネコ科の多様性
▪︎1-4 コミュニケーションと社会
▪︎1-5 日本のヤマネコ
▪︎1-6 野生ネコ科の保全
■第2章 イエネコの科学
▪︎ネコが可愛いだけの部屋
▪︎2-1 人と暮らすイエネコ
▪︎2-2 イエネコはネコ科動物
▪︎2-3 イエネコの生物学
▪︎2-4 イエネコ研究最前線

第1章 世界の野生ネコ科

1-1 ネコ科の起源と進化

皆さんはネコやイヌ、クマなど動物は共通の祖先から誕生したということを知っていますか?私ははじめて知りました。そんな祖先がどんな姿でどんな名称なのかを紹介しているエリアです。

1-2 ネコ科の身体のつくりと機能

ここではネコ科動物の瞬発力の秘密や骨の構造に関する展示がされています。衝撃的だったのがこちらの写真です。

トラがかじった塩ビ筒だそうです。かなりの強度があるであろう塩ビ筒がパックリと裂けてしまっていますね。

1-3 ネコ科の多様性

こちらは<u-blue>世界中のネコ科動物の剥製が展示されている注目のエリア<u-blue>です。

見慣れないネコから可愛らしいネコ、迫力のあるライオンやジャガーなどがお出迎えしてくれます。各動物の生息地や解説もあるので動物が好きな方は必見です!

1-4 コミュニケーションと社会

ここでは「なぜ仔猫だけが鳴くのか?」「グループで生活するのはどの種なのか?」のようなコミュニケーションに関する知識を得ることができます。また、体験型の展示としてイリオモテヤマネコのマーキングの匂いを実際に嗅ぐ事もできます。

どんな香りがするのかは実際に体験してみていただきたいですが、私の感想としては、「どこかで嗅いだことある香りだな」といった印象でした、そしてかなり鼻に残る香りでしたw

1-5 日本のヤマネコ

ここでは日本の野生ネコ”イリオモテヤマネコ”と "ツシマヤマネコ”にフォーカスを当てた展示がされています。実際の毛皮を触ることができたり、どんな物を食べていたのか?という調査結果等が詳しく紹介されています。個体識別チャレンジという体験型の展示もあるので、皆さん挑戦してみてください。

第2章 イエネコの科学

ネコが可愛いだけの部屋

こちらのエリアは、皆さんの<u-pink>ご自宅のネコちゃんの写真を大画面に映し出すことが可能<u-pink>です。会場に設置されているQRコードを読み取り、写真をアップロードすれば簡単にできちゃいます。こちらは一緒に行った友人がアップした写真です。可愛いですね!

2-1 人と暮らすイエネコ

現在では当たり前となっている猫との生活ですが、”なぜ人間とネコが一緒に暮らし始めたのか”というルーツが明らかになる展示があり非常に勉強になりました。

2-2 イエネコはネコ科動物

イエネコも野生のネコと変わらない特徴や性質を持っています。コミュニケーションの方法や感情表現などです。なかでも勉強になったのがこちらのパネルです。

てっきり「シャー!」をするときは怒っているのかと思いこんでいましたが、実は不安を訴えていたんですね、逆に怒りの場合は、耳の向きが前向きから左右に変わり瞳孔が開くようです。

2-3 イエネコの生物学

毛色の遺伝の仕組みや、猫の住む地域によって縄張り意識が別だということを解説しているエリアです。

2-4 イエネコ研究最前線

最後のエリアは、イエネコと生活していて感じる素朴な疑問に対しての研究結果が紹介されています。四コマ漫画や検証の様子が動画で紹介されています。

詳細情報

公式サイト

https://neko-hunter.com/

会場

名古屋市科学館 理工館地下2階イベントホール

名古屋市科学館公式サイト:http://www.ncsm.city.nagoya.jp/

アクセス

地下鉄東山線・鶴舞線 「伏見」駅下車、4番出口 から南へ徒歩5分

白川公園内の大きな建物が目印

開催期間

2023年7月15日〜2023年9月18日まで

時間

午前9時30分から午後5時(入場は午後4時30分まで)

休館日

毎週月曜日・7月18日(火)、9月5日(火)・6日(水)・15日(金)

ただし、7月17日(月・祝)、8月14日(月)、9月18日(月・祝)は開館

チケット料金

一般 1,800円

高大生 1,000円

小中生 500円

未就学児 無料

まとめ

ここまで読んでくださりありがとうございました!昨今では犬よりも猫を飼い始める方が増えてきたそうで、空前の猫ブームが来ていると感じています。かくいう私もyoutubeでは色々なネコ動画を見て毎日癒やされています。夏休み期間での開催のためお子さまの自由研究にももってこいの展示でどの年齢層の方も楽しく学べるイベントだと感じました。是非足を運んでみてください!

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