2024-07-14
サウナ・スパ

【宿泊レポート2日目】日本一のサウナ”御船山楽園ホテル「らかんの湯」”

【宿泊レポート2日目】日本一のサウナ”御船山楽園ホテル「らかんの湯」”
目次

はじめに

こちらの記事を読まれていない方は、こちらから読んでいただくことをオススメいたします。

【宿泊レポート1日目】日本一のサウナ”御船山楽園ホテル「らかんの湯」”のリンク

今回は<u-pink>佐賀県武雄市”御船山楽園ホテル「らかんの湯」”<u-pink>宿泊レポートの後半。1日目の夕食からチームラボの特別展示、2日目の女湯や女性側のサウナについてまとめておりますので、気になっていたり、これから行く予定であればぜひご覧ください。

夕食

サウナでととのいお腹をすかせたところで、夕食会場へと向かいます。

料理長おまかせ会席ライトの内容は以下のとおりです。

お品書き
▪︎旬菜すり流し
▪︎前菜盛り合わせ
▪︎近海のお刺身
▪︎白身魚のパイ包み焼き
▪︎武雄若楠ポーク蒸篭蒸し
▪︎楽園なべ
▪︎佐賀・有田棚田米自家製佐賀牛スパイスカレー
▪︎自家製香物
▪︎自家製緑茶アイスクリーム

“白身魚のパイ包み焼き”はふわふわお魚の身とサクサクパイ生地のコラボが個人的に忘れられないくらい刺さったのを覚えています。

“楽園なべ”はすっぽんのお出汁が十分に出ており、翌朝のお肌はプルンプルンになりました!締めで食べた雑炊が幸福感MAXレベルの美味しさでした。

ここでほっこりエピソードですが、旅館では割とご年配の方がテーブルの担当についてくださり配膳等をしてくれます。私たちの担当の方もとてもあたたかい接客をしてくださる女性の方でした。

本来、〆の雑炊かカレーかを選ぶスタイルだったのか、「カレーと雑炊どちらにされますか?」尋ねられ、迷っているところ「男の子だからどっちも食べれるよね!」とどちらも準備いただくことになりました笑こういった温かいサービスがとっても好きです。

廃墟の中のチームラボ作品

庭を散歩しようと館内を散策すると<u-blue>「こちらより先は廃墟エリアです」<u-blue>という少々ゾクッっとしてしまうような看板を発見しました。

奥へ進むと、急に壁が崩れ、明かりは非常灯の緑のランプだけで照らされた、いかにもな場所に到着します。そこは旧館の浴場とのこと。更にビビりながらも奥へ進むと2つの幻想的な展示が待っていました。

グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト

ここには”レッドリスト”という絶滅危惧種動物が登録されているデータベースに存在する動物が暮らしているようです。色鮮やかな植物やサンショウウオやヘビなどがところどころに現れます。また、絵を書いて専用の機械に読み込ませることでその動物を出現させることもできます。実際に描いた動物がこの生態系にどう影響を及ぼすのかを確かめるのも面白いですね。

廃墟の湯屋にあるメガリス 

異なる時空の塊(メガリス)がいくつも乱立するこの作品。メガリスには1年の四季に合わせた花が咲いては散り、また咲く映像が流れますが、人が近づくとその花は散ってしまいます。1度映された映像は2度と見ることができません。1つ1つで異なる時間が映し出されているメガリスが混じり合う景色は何を意味しているものなのでしょうか。

御船山楽園

大きな岩山が特徴的な御船山楽園は、国指定記念物とされている江戸時代から存在する庭園です。

御船山楽園公式HP

https://www.mifuneyamarakuen.jp/

御船山楽園のみでの入園は料金(500円)が必要ですが、宿泊者は無料で入園できます。

今回は12月上旬の紅葉の終わりどきでした。旅館の仲居さんからも「時期的にもだいぶ散ってしまっています」と言われていたためそこまで期待をしておりませんでした。

しかし、ライトアップされた紅葉が水面に映るこの景色、鈴虫の鳴き声と山の心地の良い風が素晴らしかったです。

春には桜のライトアップ、夏には庭園エリアにもチームラボの展示がされるそうなので、行かれる時期にはどのような景色が見れるのかも事前に調べてみてはいかがでしょうか。

庭園のお散歩を終え、冷えた身体をもう一度温泉とサウナで温め、最高のコンディションのままその日を終えました。そして朝一番のサウナに向かいます。

女湯

引用元:武雄温泉 旅館 御船山楽園ホテル

前回の記事にも記載した通り、<u-blue>”御船山楽園ホテル「らかんの湯」”は1日目と2日目で浴室が変わる<u-blue>ため、あえて”女湯”と記載します。基本的に脱衣所や温泉は男性側と変化がないため割愛します。強いて違いを挙げるとすれば、男性側は外にあった「薬湯」が女性側では内湯にありました。

女性側サウナ

<u-blue>男性側は1つのサウナだったのに対し、女性側のサウナは2つありました。<u-blue>(今後は薪サウナの改修工事完了や男性側にも薬草サウナが新設されるとのこと)

<u-green>ミストサウナ<u-green>

引用元:武雄温泉 旅館 御船山楽園ホテル

定員は5名ほどで横長のベンチスタイルです。他の施設のと比べても、かなり湿度の高いミストサウナですが、ゆくゆくは増設され、「薬草スチームサウナ」として生まれ変わるとのこと。男性側にも新規で薬草スチームサウナが増設予定というのも嬉しいです!

<u-green>ドライサウナ<u-green>

引用元:武雄温泉 旅館 御船山楽園ホテル

内湯とは別の棟にあるサウナ室は、男性側のサウナとは対照的で一面真っ白な空間。美術作品の中に入ったような感覚で、サウナストーブがなければサウナだとはわからないような空間です。

<u-pink>このサウナの最大の特徴はキューゲルでのロウリュです。<u-pink>

キューゲルとは、凍らせたボール状のアロマ水です。このキューゲルをサウナストーブに置くことで、氷が少しずつ溶け出しサウナ室内に香りを行き渡らせます。

らかんの湯のキューゲルは4種類あり、「ハッカ」「みかん」「ローズ」「ヒノキ」です。

サウナ入口横に冷凍庫があり、そちらから好きなキューゲルを器に入れてサウナ室に入ります。キューゲルが溶けたときの香りと独特な音がととのいへと導いてくれるので是非体験してみてほしいです。

サウナ室は2段で室内温度は約85℃です。男性側サウナと同じ温度ですが、体感だと男性側よりも熱さは抑えられている感じでした。物足りないと感じる方は、2段目の壁面にいくつかのくぼみがあるため、そこに籠もるとよいかと思います。

水風呂

引用元:武雄温泉 旅館 御船山楽園ホテル

水風呂はサウナ室出てすぐ左にあります。

一面モザイクタイルで彩られているおしゃれな水風呂。水深は一番深い場所で100cm程ありしっかり全身浸かることが可能です。

休憩室

引用元:武雄温泉 旅館 御船山楽園ホテル

男性側よりも広さはないものの女性側にも別棟に休憩室があります。<u-blue>男性側にあった”かんころ餅”はありませんが、女性側限定で”玉羊羹”がありました。<u-blue>まさかサウナ後に玉羊羹を食べることができるとは思ってもいませんでしたし、おそらくらかんの湯でしかできない体験ですね。

朝食

早起き後の朝サウナを終え、朝食会場へと向かいます。

お品書きは以下のとおりです。

お品書き
▪︎旬菜すり流し
▪︎前菜盛り合わせ
▪︎近海のお刺身
▪︎白身魚のパイ包み焼き
▪︎武雄若楠ポーク蒸篭蒸し
▪︎楽園なべ
▪︎佐賀・有田棚田米自家製佐賀牛スパイスカレー
▪︎自家製香物
▪︎自家製緑茶アイスクリーム

朝に嬉しいお腹に優しい素材が揃っていました。そしてとにかく白いご飯とお味噌汁が美味し過ぎたという感想です。是非行かれた際は白米を噛み締めて食べてみていただきたいです。

チェックアウト

朝食後は再び温泉に浸かりにいき、その後チェックアウトとなりました。

<u-blue>フロントではサウナの休憩室にあった”乾燥みかん”が500円で販売されていた<u-blue>ので購入しました。

武雄温泉駅までは無料で送迎してくれます。

詳細

公式サイト

HP

https://www.mifuneyama.co.jp/

インスタグラム

https://www.instagram.com/mifuneyama_rakuen_hotel/

アクセス

住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100

・JR九州 武雄温泉駅 タクシーで約5分

・宿泊時に無料の送迎バスの手配可能(14:00~19:00)

※事前予約必要

電話番号

0954-23-3131

チェックイン時間

15:00(公式サイトから予約の場合14:30から可能)

チェックアウト時間

10:00(公式サイトから予約の場合10:30まで滞在可能)

休業日

不定休

(メンテナンスに伴い不定期に休館日があります。事前に公式HPで確認しましょう。)

さいごに

今回は<u-blue>サウナシュラン殿堂入りの日本一のサウナ、佐賀県御船山の”御船山楽園ホテル「らかんの湯」”<u-blue>の宿泊レポートを2回に分けてお届けしましたがいかがだったでしょうか。

立地的に九州にお住みの方以外はなかなか行くのが難しい場所ですが、それでもサウナを愛している人には必ず1度は行ってもらいたい場所です。

昨今のサウナブームで多種多様なサウナが増え続けていますが、このサウナを超えるサウナは今後出てくるのかと疑ってしまうほどの衝撃を受けました。サウナに求めているすべてが詰まっています。

この記事で足を運ぶきっかけになっていただけたら嬉しいです。

ここまで読んで頂きありがとうございました!

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